くだまつ笠戸島アイランドトレイルを走った


もう一か月ちかくまえのレースである。
2015年9月?に出た、2度目の上州武尊120㎞をDNFして以来、じつに3年半ぶりだ。
友人の奥宮俊祐が大会プロデューサーをつとめる、山口県は下松市にある笠戸島が今回の舞台。

目的は、オモシロイMCがいるのでぜひ見に来ない?という奥宮からの提案だった。
なぜなら、昨年につづき、今後も彼のプロデュースするレースでMCをやらせてもらうこともあるとおもうので、
まあちょっと勉強してネ、ということだ。
それならと、ショート19㎞(ロングは32㎞)でも走ったほうがお得じゃんか、といういきさつだな。

コースは山あり海あり大漁旗で賑わうエイドありで、はっきりいって超楽しかった。
ロケーションは香港のランタウ島のレースに似てて、やはり一番のウリはオーシャンビューをたまに望めるコースレイアウトかな。
しかも、私のもってた瀬戸内のイメージとちがって、キレイな砂浜にエメラルとの海はテンションあがるよこれ。

さあ、自分のレースは、その時点で3週間ほど痛風発作で走ってなかったのもあり、またブランクもあってか、19㎞といえどもキツい。
左足首の腫れがまだ引いてなく寸前まで悩んだけど、ここはいっちょうやってみるってもんでしょ。ただ、スタートは後方に並んだ。
スタート後、最初の5㎞がながいが、根性で走るとこは走ったし、おおよその目標タイムでゴールした。
気になる足首の痛みも、鈍痛こそあれど許容範囲である。これぞランナーズハイの副産物てか?
急登はあれど最大標高差200mアップくらいなのでどギツくはなく、また得意の下りは健在だったのですこしは手応えあり!

ただし、このコースは2hを切るくらいで走りたいとおもう。それには、やはり普段の登山ライフがまだまだ足りてないし、
メンタル面もまだまだ。
でも、こうやって当時よりはトレイルレースへの意気込みこそなくなれど、たまにショート&ミドルディスタンスのレースには
どんどん出たいなぁ!
やっぱ選手ってカッコいいし、レースという心身へのカンフル剤は、易きに流れる私にはとても必要だ。あるとないじゃまったく違うな。

MCの勉強はできたし、これを機に私はまた新たなスイッチが入ったのであった。
もっというと、この開会式がはじまるAM8時頃に、元山岳パートナーだった西田由香里が中央アルプスで不慮の遭難死をする。
その入ったスイッチを刺激に、彼女には第2章のオファーをする予定だった。また、いっちょパァーっとやりますか、と。
なんというか運命を感じざるをえない。
※当事故については、ただいま当日の道具の捜索、また原因究明など山岳会有志その他の方々でやっていただいてます。
私も執筆作業をしつつ、共有させていただいてます。オフィシャルに公開できるときがきたらまたお知らせします


じつは、うちの奥さんの実家は山口県宇部市。レースのことを伝えるとすぐに色めきたち、いきおい家族旅行となったのだ(笑)
宇部までの往復は松本から往復1,600㎞くらい。また、宇部からレースのある笠戸島は往復140㎞。
ひさしぶりのロングドライブとなったが、山にいってるせいかまったく余裕だったのは気のせいか?
また、こちらもひさしぶりだったけど、旨い魚を10年振りに堪能した。またおとずれたい。

いつも読んでいただきありがとうございます:)

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