鉢盛山2447の試走&WALKへ

来る8月5日初開催の、「朝日村開村130周年記念 第1回日本三百名山鉢盛山2447登山マラソン」のコースを体験してきた。
なぜなら、大変ありがたくも、メーンMCをやらせていただくので!
朝日村は、わたしのいま住む松本からクルマで数十分でいける好環境であり、また鉢盛山(2,447m)は、
信州里山100選などにも載っている名山である。

しかも、2,447mもあったんだ?!と改めて感嘆しきり。

しかし、もう10年くらいまえから林道崩落で登山ができない状況もあって、
「鉢盛はいつか機会があれば登る山」で、足も遠のいていた。


時を経て、こんな機会でこの山を登れるというコトで、きょうはいい歳して”ハシャイじゃった!”(大原麗子風で)

ここは、主な現存ルートでは、朝日村と波田からの2ルートだけど、林道という峠を抜けるベースもあるし、
旧道もあるので昔はアレンジ多彩(だった)という印象。
ただーし、きょう試走した朝日村からのアプローチをみても、林道が登山口まで約10㎞あるので、いわゆる健脚で
なければ、日帰り登山はちょっと敷居が高い、これマジ!
だから、願わくばこの様なイベントを契機に、林道ゲートフリーとか、そうなるといいなぁ~とおもった。
そのほうが、この山や朝日村をおとずれる人たちが増えるしネ。

だって、北海道はじめ色んな山をそこそこみてきたけど、登山道は人が入って維持できるし、人が来なくなったら、
登山道は自然によってすぐなくなるので。

で、レースのコースレイアウトは、最長カテゴリー37㎞で、前半15㎞のロード&林道、中盤の標高1,750mくらい
から本格登山セクション、下山後は、再び15㎞の林道&ロード。
ラストは、朝日村の人里を走ってもらいたいという主催サイドの想いもあってか、あえて復路は別ルートという
ところと、ラスト1㎞切ったところに長い登り坂がまっているところがニクイ!
選手の皆さんにはけっこうキツイレースとなると予想してます。とくに長い林道での水分補給は肝かも?!

さあ、気になる山岳エリアについて。長い林道からひっそりとある登山口(標高1,750m)からは、まずは
標高2,169mの主尾根のジャンクションを目指して、針葉樹と笹帯のなかに九十九折りに切り開かれた急登
(標高差約400m)をひたすらクライムアップ。
山頂から北東へつづく主尾根からは、避難小屋手前の登りをのぞいては、ほぼ緩やかな登りがつづく。
展望のきかない山頂のすぐ先に、巨大な反射板のある開けた折り返し地点が。ここは展望もよく、あまりみたこと
のない珍しい角度からの槍穂高や常念山脈といった北アルプスが面白い。
また、サーフェイスは全体的に柔らかめ。急下降はややテクニカルで、降雨ならなおさら。ソールブロックのしっかり
したシューズをチョイスしたいけど、往復RUN30kmがあるので、ちょっと悩みどころだ。

とにかく、こんな機会をつくってくれた主催者はじめ、関係者の方たちに拍手です☆
自分自身も経験してるけど、なんでも第一回目というのはとても大変!
とくに、自然がフィールドというこのような山岳系レースは超流動的で、想定外がたくさんおそってくるもの。
でも、往々にして、第一回目はかなりアグレッシヴという”レア”がウリでも。
ぜひ、大成功するべくわたしも尽力します!!

さあ、MCとしてわたしはその熱い情熱をどれだけ皆にとどけられるのだろうか。
そして、きょういっしょに試走した方々ふくめ、地元や協賛各社など、関係者の皆さんの声を、
どれだけ代弁してやれるのか!?

とにかく、まずはこの長い、
『朝日村開村130周年記念 第1回日本三百名山鉢盛山2447登山マラソン』というネーミングのマスターから。
でも、言うたびに毎回カミカミMCというのも悪くない?

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