【MC参戦】第一回鉢盛山登山マラソン

メインMCとしては2度目のチャレンジである、当イベントへ!
今回は、女性MCと組んでの2人体制で。

イベントを盛り上げるためにはMCがすることは、
・会場の雰囲気をつくる
・出場者のキモチをたかめる
・聴衆の心にうったえる

トレイルランやマラソンなど何十というレースに自分自身でてきたけど、記憶に残っているMCは
じつは一人もいない。というより、選手として参加してると、そもそもMCはBGMの一つという感じで、
とくべつ心に残らないものだとおもっている。

ただし、それが第三者の立場や主催の立場からすると、じつはMC(master of ceremony)というのは
その名のとおり、主催者・地元・協賛・選手・聴衆・フィールドといったそれぞれの立場の想いを、
ときに代弁しつつも、イベントの司会進行をし、さらにはイベントを盛り上げること。

それがMCだとも。


※今回鉢盛山コース優勝で、2011年野麦峠トレイルラン35㎞以来の強豪ランナーバッタさんと

トレイルランレースは、往々にして軽い横ノリ系ではなく、もうすこしキッチリとした雰囲気があるので、
盛り上げ方には正直苦心している。
動画にあるスタート前の雄叫びは、じつはよくあるフレーズかもしれないけど、自分なりに練った掛け声で、
空振りするというリスクもあったけど、無難NG派なのでココはやるしかないでしょう?

しかも、パートナーNさんの、すこし被せ気味な合いの手やフォローによって、それが見事なグルーヴとなって
作用している笑
いやぁさすが経験豊富なプロであるし、見事なアシストだった。

なるほど、私のようにこの業界をそれなりに知ってて、かつプレイヤーであり、キャラもすこし立っているMCは、
好きなコトをどんどん喋っていいのが特権、みたいなことをよく言われてきた。
ただ、この様にファインプレーをしてくれる人がいて、それは初めて成り立つ、ないしは際立ってくる
ということを今回あらためて実感。

主催のMさんからは、はじめてとは思えないほど、2人の掛け合いがとても良かった、ともったいない言葉をいただき、
またパートナーNさんからも、私のMCが心地よくとても楽しかったなんて評価をいただいたけど、それもこれも、
抑揚と完璧な喋りとフォローをしてくれる他ならぬNさんがいたからこそ。
わたしは、彼女の手のひらの上で、好き勝手遊んでいただけ、ということに動画をみてておもったのである。
※動画はじつはもっと記録してて、”離見の見”にある、客観的な目で自分自身見てみた

演出の重要な一つであるBGMに関しては、主催サイドの方たちは多忙で追いついてなく、そこは選曲ふくめて、
もうちょっとアシストしてあげられたらさらに良かったかなと。
いつもPAにすべて任せてるけど、演出するにはそこはもっとグイグイと入っていくべきとおもったし、
それも含めて、白紙である第一回目のイベントに携われて本当に幸運だったな。
ちなみに、来年の美ヶ原(自らかかわる2011年来のイベント)のスタートBGMは、秒単位ですでに選曲済みだ。

とにかく、こんな機会をあたえてくれたMさんや、また主催者の皆様には感謝の一言!

また一つ場数を踏めたことで、つぎへの課題がみえてきた。
このMC含めた演出家へのチャレンジはまだまだつづく。

いつも読んでいただきありがとう☆

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