Funtrails2018レースにMCで参戦


11/16-18の3日間、ことしで4回目を迎えるFUNTRAILSの100K/50KにMCとして参加させていただいた。
当大会実行委員長の奥宮俊祐とは2011年来の友だちであり、2017年度大会では残念ながら死亡事故が起こって
しまった当大会へは、なんというか友情出演的な?立場での参加である。←半分冗談で、さくねんから別の形で
オファーしていた(笑)

ちょっとふざけたけど、ゆえに今回はそういった事情も考慮したうえでのイベント。発するコトバはいつも
以上にしっかりと選ばなければいけないし、かといって盛りあげることも大事で、そこは緩急が試される。


さて、まず自分のMCのこと。
「キャラがMC向きだからいつかうちのイベントに盛り上げに来てくれないかな?」そんなところからのMC業も今回で4本目。
オウムのように同じことを繰り返し言っているのでは芸がないから、そこに”演出”という要素を加えることを課し、
ときに試走をし、地場の文化歴史を調べ、単調なリズムを嫌っていくつかのセリフをつくったりと色々ためしてきたけど、
最適なタイミングでそれが言えるかというと、なかなか難しいモノ。
もちろん、場数がそれを解決してくれることも大いにあるんだろう。ただ、自分としては、つぎの三要素である、

・会場の雰囲気をつくる
・参加選手/参加スタッフなどその場にいる人々のキモチを高める
・聴衆の心に訴える

ということを、高いレベルで実現できるようになるまで、たんに場数に頼ることだけじゃなく最短で行きたい。
そのうえで、自分の特色である、フリー山岳プレイヤーや美ヶ原トレイルランのコースディレクターその他のテイストを
加味していければと思うのだ。

また、MCは、主催社・協賛各社・開催地・ボランティアふくめたSTAFF・そして選手、などそれぞれの立場の代弁して、
あのマイクをとおして会場にいる皆に伝える役割があるとおもう。
もちろん、MCをやることの目的は、決してそれ自体が目標ではなく、こんご仕掛ける青写真のなかで必要なピース。

かといって、決して楽に熟達していけるものでもないな。当たり前だけど!

まだまだ旅はつづく。






※写真は大島さん、林田さん、千保さんから拝借

FUNTRAILSのイベントは、選手としても走ったことはなかったので、じつはこれが初めてだった。
とにかく、メイン主宰の奥宮俊祐をサポートする方たちは、優秀で人柄も温かく、素晴らしいチームワークだった!
私も、先日主宰でやったミニフェスをはじめ、美ヶ原や他でたくさんのイベントに関わってきたからそれなりにわかるけど、
この規模のイベントを成功させるのはそりゃもぅ~本当に大変だ。
しかも3日間!? 
STAFFの方たちの気の遠くなるような事前準備期間は、推して知るべし。

ただね、奥宮俊祐という名実ともにトレイルランニング界のビッグプレイヤーが裸踊りをはじめて、それをフォローする
優秀な人たちや役割を知った人たちの輪が、幾重にも広がっていく”理想”と呼べる花がそこにあった気がした。

しかもその花は、決してその都度新しい花を無理矢理に咲かせず、新陳代謝こそ繰り返しつつも、着実に開花していく花。

2012年だったか、北海道の大雪のイベント中、ホテルのロビーで奥宮くんと二人で喋ってたときのことを想いだした。

お「独立しようとおもうんだけど、なかなか踏ん切りがつかなくて…」
私「大丈夫、おっくんが一歩出したら、思ってもみないコトがどんどん起こってくる」

せいぜい、年齢と独立期間が彼よりも長い私からのせめてものアドバイスだったけど、こんかい期せずしてそれを目の当たりにし、
そこには到底わたしなどが想像もできないような、可能性に満ちた花が咲いていた。
可能性に満ちた花、それは数百年後もドライフラワーで残っているような花。
(⇑⇑⇑うまいこと言おうとしたが、比喩とかつかいきれてない。笑)

今後もひきつづき、ニッポンの山文化をさらに多様化させるべく、自由で自律してて様々な人たちが溢れるべく、
トレイルランニング界もなにもふくめた、ボーダレスな山の世界をつくっていきたいと思ったな。

Funtrailsさん、そして他の皆様、呼んでいただけたら私は喜んで行くので、いつでもオファーお待ちしてます☆

はてさて、主宰者には様々なスタイルがある。もちろん自分もときに一主宰だし、いわゆるパートナーとしての”業者”でもある。
その視点でざっくりとこの様なイベントの特性をのべると…

・タイムテーブルから綿密に依頼をされる
・アドリブ主体

今回は、後者だった(笑) 
そのアドリブ、シゴトによっては事細かに質問されるという経験あるけど、アドリブってとても大事だとおもってる。
自律にもつながるし、また自分から率先してシゴトをするべく”考える習慣”ができる。

言われたコトをやるのではなく、自分から率先して”なにができるか”を考えて行動できることは、すなわち生き方にも
つながるとおもってる。
こういうスタンス、うちの子供たちにもどんどんやっていこうとおもってる。

しかし、余談、ブリーフィング用の動画もいっしょにつくって!という彼のリクエストがあった。
じつは、たしかに期限が半日おくれてしまって納品したけどアップロードされず!
あれ、6hかかってんだぞ?! おくのみや??!!(笑)

いつも読んでいただき、ありがとうございます^^

ところでところで、過度なストレスに同期して、”痛風発作”がでるカラダなんだけど、今朝痛みで起きた💦
こちらも、まだまだ修行が必要かもだな💦

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