SHORT SKIMOで快晴のソロ常念岳北西斜面1DAY

ようやく行けたよ、2019年初(令和も)の常念岳。
過去2度、山頂東面から常念沢という超急斜面1DAY滑降や、厳冬期ソロ1DAYのSHORTSKIMOも相当な達成感があったけど、
今回のソロ1DAYもまた格別だったな。

GW後で踏み跡&ルーファン、そして雪面コンディションも良く楽に行けたので、3hで常念小屋へ。
笠原沢先から雪渓がでてきたが、沢を詰めるというよりは夏道をトレースする感じ。
雪渓が落ち着いてからブーツ&スキーに履き替える。

しかし、ぐずぐずの一の沢はなんかシールの効きも我がテクニックもうまくワークせず、源頭部までの急登は
ブーツでそのままキックステップで山小屋へ。

山小屋で小一時間ほど番頭さんのKYOちゃんと談笑したあと、ブーツでそのまま山頂をめざす。

前常念側の東にある北斜面でちゃちゃっと帰路に着こうとおもったが、山頂までの道中に北西を眺めるとGW後だというのにノートラック!
決めた(笑)


今シーズンは、ゲレンデスキーを2回やった程度でまったくSHORT SKIMOはおろかSKIMOもしてないのが心配だ。
ただし、山頂でFACEBOOKのLIVE配信というちょいリスクのあることをして、テンションをあげる。
すると、二人のギャラリーが来てトークが盛り上がってきた(笑)

山頂からダイレクトに一の俣谷へつうじる北西斜面へ。ここは過去2度滑ったけど、最後の落差100m弱?をのぞいて斜度はさほど厳しくない。
ただし、北西ゆえに? 南東側よりも雪面はMIXで複雑である。

氷、しまり雪、新雪、底着きのまだらサーフェイスで、我がSHORT SKI改はスピードが出てくるとバタバタと暴れてくるし、
氷で後傾になり危うく転倒しそうになるけど、なんとかこなす。おそらく、谷足がバタつくのはスピードの出るターンで
SHORT特有の後傾姿勢によるものかもしれない。じつは、SHORT SKI改での北アの大斜面ははじめて。
厳冬期のソロ常念岳1DAYは成功させているが、基本は当コンセプトにある尾根滑りがメイン。
なので、いつものごとくド緊張だったな。

個人的な趣向として、統一感のあるシュプールよりも、緩急のある「ターーーン、タタン、ターン」みたいなのが好きだな。

最後の急斜面は、スキーヤーズライトのプチルンゼ状の斜面を選んで、トータル500mの落差をSHORT SKIMO!!
今シーズンは色々あっただけに感無量だ…。

今回実感したのは、同斜面で一回目をインスペにできれば、二回目はかなりアグレッシヴな滑りができるのだと思う。
それだけ山の雪面変化はあなどれないし、調子に乗ったときのミスの怖さを知ってるだけに、そう思ってしまう。
かといって、うまい人はそれも関係ないかな??

小屋に戻り、またKYOちゃんを呼び出してトーク炸裂(笑)
なんでも、常念小屋は今年100周年だとか。
お土産いただいたりしてありがとうございます。

一の沢源頭部からは、さっきよりもキレキレの滑りをし、笠原沢から早くもブーツ走法にチェンジして70mでヒエ平へ下山。

今回は、自分のなかではタブーとしていた、SKIMO直前のLIVE配信をFACEBOOKでやってみる。
反応も上々で、また一つ実験できたかな??

今シーズンは、どうしても気が乗らなくて、万端の準備や好天でもクルマで引き返すとかそんなのばかり。
でも、ソロでやらなきゃならない状況で常念岳にいけことで、なんという吹っ切れた気がする。

これだよ、そうやっぱこれだよ。
シーズン後半だけど、乗ってきたゾ^^

いつも読んでいただきありがとうございます。

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