常念乗越にて撤退


今週は、前線の影響から、里の荒れ模様も相当なもんだけど、
束の間の凪をねらって大天井まで!

と思ったが、さすがに稜線は甘くない。
体感風速25mはあろう烈風に曝され、即撤退を。
せめて横通岳とおもわなくもなかったが、耐風トレーニングを
するなら別だけど、そこまでリスクをとる必要はない。


途中で、友人である山小屋のスタッフにあってしばし談笑。

ことしは、コロナ禍の影響で山小屋オープンを遅らせているので、
登山道の整備も当然まだとちゅうとのこと。
胸突き八丁の高巻きはとても傷んでいて、けっこうスリルを要する。

エラそうにいうつもりはまったくないけど、こんな荒れた道なら来なかった…
なんて言うご高齢の登山者は、得てしてこの様なシチュエーションで遭難に
いたるなんてことは想像に難くない、そんなことを思いつつ歩をすすめる。


常念岳は身近で、自分自身80回くらいこの山域で登山をしてきたけど、
やっぱ山は一歩間違えると怖い。

ことしも山の神で安全祈願と感謝を伝える。

しかしあれだね、いまは山の自粛といわれて引け目に感じながら山にいく人が
けっこういるけど(私は持論があるのでまったくそんなことなく、
こそこそせずに堂々と公開しているが笑)
今月中旬の北ア南部の小屋開けから、その後の連休の山小屋の予約はすごいとか。

まったく、自粛とかコロナとかさ、なんなんだろうね?笑

あらためて、この禍を機に、自分の考えをしっかりと持つことができて良かった。


もう何年もまえからの捻挫の古傷が、ここ数カ月ずきずきと痛んで
山での下り時にどうしてもパフォーマンスを発揮できず悶々としていた。

思い切って、友人が代表をつとめる多店舗展開している鍼灸整骨院へ。
ここは、松本庄内にあり保険も適用されるのでとてもありがたい。

感想は、予想以上に効果があるのだ。
それも、術後すぐというわけではなく、日に日に改善がみられる。
すでに2度いったけど、鍼灸はうちの息子がすすむ道でもあるので、
たまにメンテナンスにいこうと思う。

いつも読んでいただきありがとうございます✲

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