三股△、蝶ヶ岳&常念岳へ1DAY


※前常念の三角点ちかくの眺めのよいところに、ユカリケルンを

今年初、近場の超使い勝手の良いトライアングル縦走の定番である、三股からの蝶&常念岳。
最近の暑さと雨で、だいぶ雪も融けたかとおもって5Hでの周回をめざしたけど、蝶沢トラバースの際に、
こりゃまだまだスキー担いでこれるほど、積雪もバッチリであった。


今回は、チェーンスパイクこそザックにいれたけど、気温もあがるしトレイルシューズオンリーでいけると踏んでいた。
標高2,200mくらいからはいよいよ踏み抜くサーフェスもでてきて、なかなか思うようには捗らないが、軽荷でどんどん
標高をあげていくため先行者トレースはありがたい。


※常念山頂から見る、東面急斜面のシュート

蝶陵は、西風が強いが雪もなく快適に走る。
相変わらず、この二重稜線からの景色は、西の槍穂に東の街(雲でみえなかったが)と最高に良い!
鞍部は案の定残雪がおおいが、下りはグリセードで快適だ。
ただし、調子にのってトレースのダマシに遭い、途中で藪漕ぎを(笑)

踏み抜きやらロストやらでかなり時間をロスするが、こんな面倒くささもこの時季の妙味ってか?


※恒例となった、FACEBOOKのLIVE配信

さて、今年狙っていた常念岳山頂からの東面のスティープの、SHORT SKIMOでの滑降。
自分の覚悟が決まらない不甲斐なさから、何度かチャンスを逃した。
実際チェックした感じだと、雪面はえぐられ、ノドは狭まり、大きなクラックがはいって、いわゆる
ゾっとする様なあのセクシーなシュートはみる影もなかった。

てことで、来年への持ち越しとしよう(笑)

分岐からの常念沢はまだまだいけそうだ。写真でこうしてみるとなだらかだが、実際は40度くらい
あるんじゃないだろうか。
しかしここも、前常念稜線への登り返しはすっかり雪もなくハイマツ漕ぎだし、2年前にやったそのまま
常念沢をシューズで下っていくのも根気がいる。

てことで、今シーズンのSHORT SKIMOは終了と相成った。
今シーズンはなかなかスキーできなかったけど、それでも二度この山域でやれたのでよしとするか。

今回は延べ6H30M。休憩とケルン積みやロストを抜いても、5H40Mはゆうにかかってるだろうか。
やはりこの定番コース、約5Hで周回できる体力を維持したいなぁ~と思ったな!

いつも読んでいただきありがとうございます^^

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