空身で美ヶ原をハシル!


※もうここ数年、春夏秋冬とおして毎週きてる美ヶ原。冬はもちろんSHORT SKIMOネ☆

連日、日本列島を覆いつくす猛暑。とくに、さきの西日本の豪雨による災害で被災してるおおくの方々のなかには、まったく自由のない共同避難生活で苦労してるであろう。山とかそこそこ入ってると、寒さで死ぬ人はいるけど、暑さで死ぬ人はあまりきかない。ただし、そこが下界となると、暑さで亡くなる人がでてくるんだと聞いてけっこうショック。こんなときに不躾だけど、現代はこういった異常気象や災害がないかぎりは、まったく”死”へのリスクを感じない時代。かく言う自分もそうだった。
いまは、山に入ることによってそれを感じることがすこしは出来るし、またそれが不思議なもので、生きる糧や生き甲斐になるもので。

1998年2月以来、ずーーーーっとおなじ屋根の下で生活してきた、家族でもっとも古い付き合いの「みい(20才♀)」が、昨晩、いつも以上の粗相や、その様子から、いよいよ迎えがきたか?の状態だったので、きょうは北アをやめてウツクシへ。
その後、みいさんは粗相しつつも、元気です。つえ~~~ホントに。。。
見てて、もっとすごいなということを後半書きますよ。

さて、空身で山に入るって、この風潮からいくとNGですよね。
でもね、わたしはもう数年この通いなれた美ヶ原では120分くらいまでの予定ならよくやってるんですね。もちろん、補給ポイント(ホテル)や沢筋の認知にはじまり、エリアをある程度知り尽くしたうえでやってます。すべてダメな場合でも、ショートカットふくめ、なんとしてでも下りてくるという覚悟で。
いっぽうで、こういう意見もあります。「山で困ってる人がいたら助けられるのか」「水がない人がいたら水だせますか」「出血した人に素早く対処できますか」「寒さで震える人にジャケットで包んでやれますか」

それに対して、「すべては無理でしょう。ただし、なにかしらの対処はできるかも…」
それで良いじゃないですか、が、わたしの意見です。
わたしだって、こんなこと言ってるけど、不意の滑落でまだ見ぬだれかにお世話になる可能性は十分にあります。
そのときは実感するでしょう。「本当にアナタがいてくれて私は助かりました。」これ真意だとおもいます。

ただ、そのために、人とデータが定めた”セーフティネット”を、金科玉条のごとくあがめて、自由が奪われることがわたしはイヤです。
じっさい、自由は、そのすべてが”自分の決定”が前提であるがゆえに、ある意味不自由なのですが…。

で、前述したうちのネコ2匹。
通気孔に最大限気をはらっても、彼らは自分の適温を求めて適所をさがしそこで生き延びるんですね。
それはまるで、こんなお天道様のもと、直射で生きるのはナンセンスでしょうニャ~と。
逞しいですよ^^

きょうも読んでいただいてありがとうございます!

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