雲のなかの常念岳


この日で、常念岳エリアへの登山は、2008年からはじまってなんと71回目。
ま、中途半端な数字である(笑)

分厚い雲に遮られて太陽はなかなか出なかったけど、一人っきりの山頂では祠のまえで仰向けになり、
見え隠れする陽の光を浴びつつ、しばし脱力タイム。

自分が知るこの10年だけでも、この常念山脈は10月半ばにいちど雪で心なしか白くなったのちに再び藍鼠色に戻り、
11月くらいからしだいに白くなっていく。


今回は一の沢ルートをとったが、胸突き八丁や最終水場後の急登にはあたらしいステップが作られていていた。

春に滑るいくつもの沢筋は、その時季にくらべていずれも急で細く、どかっと雪がのっかって沢幅が増えた表情との
違いがまた楽しくて、様々な妄想をするものである。

さて、みずから提唱するSHORT SKIMO。
雪崩のすくない尾根筋や、スキーではターンを切ることがむずかしい密林帯を、登って滑るこのスタイル。

孤軍奮闘、思いつきではじめて3シーズンやってきた。
先シーズン板を無くしたので、今シーズンはあれやこれや考えたけど、やはり100㎝以下の板でやろうかと思っている。
それもすこしファットな板が望ましい。

110㎝や120㎝ではSHORT SKIMOが伝わりずらいからである。
率先してやる者は、やはりわかりやすくないといけない。いたってシンプルである。

こんど上京する際、神田の店を回ってくる予定だ。

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